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身の丈に合った登山用カメラとは?

今回は登山に持っていくカメラのお話です。

カメラに関しては以前にもポストしているので

そちらも併せてお読みいただければ幸いなのですが

私の所有カメラは

・フルサイズ一眼レフ Canon 6D

・ミラーレス一眼 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ

の2台です。(でした)

元々は6Dをぶら下げて夏の表銀座縦走をしたりしていたのですが

登山で持ち歩くにはちょっと重いからミラーレスにしよっかなぁ?なんて気持ちで、

ある種「ランクダウン」させてOLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡを昨年の春頃購入したのです。

OM-D E-M5にしたことで重さもかなり減りましたし

流石にミラーレスが重くて歩けない…なんてことはないだろう、

これで雪山も行けちゃうな!なんて楽観視していたのも正直なところです。

そんなある日、山岳カメラマンの山写さんのカラーマネジメント講座を

受ける機会に恵まれました。

山写さんのTwitterをフォローしており、呟かれることや写真にものすごく影響を受け

もっと山岳写真を勉強したい!!という一心でした。

カラーマネジメント講座は非常に論理的で勉強になることばかり!!

これでもっともっと山に行って、もっともっと写真を撮るぞー!!

という気持ちになったのは本当です。

でも一方で、違う気持ちも生まれました。

山写さんは折に触れて

「山岳写真ちゅーのは、登山の技術をしっかり身に付けた先にあるんやで。

ただでさえ危ない山に重たいカメラや三脚持って行って

 ビバーク技術もないのに極寒の稜線で長時間撮影なんて素人がやったら死ぬでー!」

(※実際は関西弁ではない)

という警鐘を鳴らしておられたのです。

ほんに、その通りです。

とすると…

今の私は写真云々よりも、まずは登山技術の向上を図るべき時なのではないか。

写真は二の次でいいのではないか。

そんな気持ちになったのです。

マイナス20度の、手袋を外したら凍傷になってしまいそうな場所で

一眼レフを持っていたところで、設定のダイアルなど動かせるのか?

風速20m近い爆風の稜線でカメラを取り出し、構え、露出の調整なんてできる??

否!!

答えは否!否!否ーーーーー!!!

だったら今は登山をしっかり楽しみながら

オマケ程度に写真が撮れればいいんじゃないのか?

それぐらいがお前のようなヘッポコには丁度いいわい!!

という結論に達し

2019年雪山シーズンはこのカメラを使っております。

サイズ感やフォルムはほぼ、コンデジですね。

ポケットやサコッシュに入れてすぐ取り出せてオート設定で手袋したままシャッター押すだけ。

1つだけ山写さんのカラーマネジメント講座を受けた身として

RAWデータが取れることは重視しました。

こいつ、このコンデジサイズでRAWデータ取れるんですよ。優秀です。

正直iPhoneだって良いのかもしれない。

だけどスマホは手袋したままだとタッチパネルが効かなかったりするので

このToughくんの方が山で使うには安パイだなと思いました。

写真撮るために手袋外して凍傷になって指失くしたくないもんね、マジで。

というわけで2019年の雪山は全てこのToughくんで撮影しています!!

状況によってiPhoneも併用しています!!

先にポストした、天狗、西穂、木曽駒の写真全てそうです。

決してお高いカメラじゃないし、こだわりのレンズが付いてるわけでもない。

それでも、一眼レフの人に負けない写真が撮れたら嬉しいな〜

現像がんばろ!

って気持ちです!!


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​ハマサキアヤ

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