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登山用のカメラを考える

映像の仕事をしている関係もあり人並みにカメラも好きで

これまで世界各国を旅しながら写真を撮ってきました。

所有機材は

ボディ:Canon 6D

レンズ:Canon EF24-70mm f/4L

    Canon EF20mm f/2.8

ボディ:OLYMPUS PEN E-P3

レンズ:ZUIKO ED 9-18mm f/4-5.6

※写真がないのにはワケが…(後述)

もう二度と行けないような国に行く時は6Dを。

国内のちょっとした旅行などでは軽くて小さいPENを。

というように使い分けていました。

ここ数年登山にハマりだしてカメラをどう携行するか?

という問題に対してとりあえず試行錯誤の結果

バックパックにカメラクリップを取り付けてガチャン!と装着するスタイルでやってきたのです

カメラをバックパックにしまってしまうと

いちいち重たいザックをおろして、カメラを取り出し、撮影して、しまい、背負い直す

というえらく面倒な動作になってしまいます。

いわゆる肩掛けストラップのようなもので斜め掛けしていると

歩きに合わせてカメラが揺れて、地味に身体に負担になります。

そこでカメラクリップ方式を採用したのですが

昨年の燕岳〜常念岳の縦走 2泊3日 およそ21.5kmを歩いた結果

「6D…重い…」

これは山において致命的です。

そもそも私は身体も小柄で体力もないため いかに荷物の重量を減らすかが

登山における最重要ポイントとなっています。

それでもカメラ機材は減らしたくないため

Tシャツ1枚まで荷物を精査して カメラのための重量を空けていた感覚でした。

今年はより長い縦走を計画していることもあって

「さすがに6Dは重たすぎるからやめて、PENにしよう」

と思っていたのですが

年明け早々、自分の不注意によりPENを紛失するという事態が発生。

しばしショックを受けていたものの

E-P3というかなり古い機種ですし(最新はE-PL8)

星空写真を撮るにはややスペック不足かと思ったりもしていたので

これは「新しいカメラを買おう」という神様(悪魔?)のささやきだ!と思い直し

新カメラ選びに着手したのでした。

Canon 6Dを所有している以上2台目に求めること

それは明確に

・軽いこと

でした。

3〜4日の縦走で常に胸元のカメラクリップにぶら下がってる状態でも

自分が耐えられる重さ

そして登山におけるカメラ選びの大事な条件がもうひとつ

・防塵防滴(できれば耐低温)

です。

都会ユースに限るなら今欲しいのは圧倒的に「SONY α シリーズ

しかしこのαシリーズには大きな欠点が1つあって

「防塵防滴でない」のです!!!

山は天気の変動が激しいので突然雨が降ってきたり

霧の中をあるいたり 湿度が高かったりもします。

そんな中で「防塵防滴でない」カメラを裸でぶら下げるのは危険過ぎます。

ネットで登山をするカメラ愛好家たちのブログなどを相当あさりましたが

「真夏にαをぶら下げてたら自分の汗で壊れた」

という記述も見つかり、こと「登山」という目的において

残念ながらSONY αシリーズは不向きなのではないかと思い、断念。

そんな中で候補となるボディは3つに絞られました。

それは

いずれも「防塵防滴・耐低温(-10℃)」なので

雪山まで含めて対応可。

重量の比較で言うと

(1)FUJIFILM X-T2 507g

(2)OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ 574g

(3)OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ 469g

なぜE-M1とE-M5で迷ってるか?というポイントはこの重量です。

現在のCanon 6Dが755gですから、どれをとっても軽量化はされているのですが

E-M1は店頭で持ってみるとそれなりにズッシリ重さを感じます。

FUJIFILMは色合いが好きで1度は使ってみたい

OM-D E-M1は仕様としては完璧だが重さにやや不安が

OM-D E-M5は圧倒的に軽いが4K未対応なのが少し気になる

レンズとの相性など色々と迷うポイントがあり

何度かビックカメラに足を運んでいるものの、まだ決めきれずにいます。

今月中には決断して買おうと思っているのですが…


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​ハマサキアヤ

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